七味をかける

日がなごろごろ

夏は君のもの


拝啓
真面目に不真面目一直線の皆様


残暑厳しく氷の溶け切った薄まる麦茶でお過ごしのことと思いますが、面倒臭がらず注ぎ足してお休みください。

いうてまだ暑いので、暦上9月ということに騙されてはならない。

軽々と飛び越えようがそうじゃなかろうが時は過ぎ去るので自分の持ち物を増やしてこうね。
まえむきー!


1.
髪を切った。


五月、パーマをかけたのはなんとなくであった。
可愛げがないのをなんとか見た目で補おうとしていたのだ。

とは言っても、元来わたしはそういうものから程遠い人間である。
頑固、気が強く、納得がいかないことに対しては嫌悪感を隠せない。

そういう訳で髪を切った。
秋になったら、会社で言うところの第二四半期が終わったら切ってやろうと思っていたのだ。

うねうねと屈折した部分はばっさりとすっきりと。
ポニーテールはわりかし気に入っていたけどいいのだ。尾を引かれる。


意外と人は受け入れるものである。
また女子文化のいい点、相手の装備を褒めると言う点に救われている。
単純に言えば似合うねって言われてそれだけでいいのである。取引先のねーちゃんのがショート似合うよ。ありがとな。

服だろうが髪だろうが好きにすればいいのだ。
案ずるより産むが易し。


めちゃくちゃ関係ないけどため息の数だけ束ねたブーケって言葉かわいいな。
と喫茶店でサボりながら思いました。



2.
酔っ払いになるのももはや慣れたものである。

吐く行為、それすらも厭わない。


飲み会に参加し、おっさんに囲まれればお酒くさいだとかタバコくさいだとかそんなものももう当たり前だ。
違和感をほぼ飛び越えて、それに対して麻痺しているということは自分はまあ会社の人間の言うところの「ヨゴレ」寄りの人間なのだと思う。


心の中に勿論もう一層の事捨てて仕舞えばいいプライドはあるものの、それでもやはりわたしは女の子で若くて頭がそれなりによい。
そんな気持ちがないこともないが、それを保っていたい気持ちもあるが、その自尊心をアホみたいに気持ち悪いなとも思う。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心。
だからまだ「寄り」と称しているのだ。


そういうヨゴレは不可欠ではあって、ないに越したことはないけど、あってもそれなりに便利である。

求められている立場。嫌気がさしながらもだからわたしはニコニコと笑うのである。

女に生まれてよかった(ブルゾンちえみ

女に見られるのは面倒臭い反面便利である。


星新一が語るような機械だらけの世界は怖いが、人間だらけのまどろみから抜け出すことができるのならそれもいいように思う。


ともかくとして、私は飲み会の場で記憶をなくすことがほとんどない。
つまるところ飲み会の場に起こった事件で証人喚問されてもいつでも大丈夫ということである。

そのようなどうでもいいことを頼りにして訴えたら勝てると思いながら日々を過ごしている。私は本気だからな。

我々はどこからきてどこへいくのか、その謎を解き明かすため我々はアマゾンに向かった。
向かいたい。
いや、やっぱりハワイとかがいい。



3.
三億円自分が持っていると思うとだいぶ気が楽になることに気づいた。

今まで精神安定剤として、辛くなったら架空の猫を撫で、架空の布団に転がり、架空のギャルと同居していたのだが、現在は架空の三億円が口座に存在する。

これはもう無敵である。
なんせ猫はかわいいし、布団はぬくぬくだし、ギャルは全てをアホにしてくれる。全肯定ギャル。
そこに三億円という圧倒的力(パワー)があるとなったらもう、私は何をしても許されるであろう。神。

全肯定ギャルはマジ神である。卍。


4.
跳ねる〜ゴムボール〜丈夫で安心間違いなし〜跳ねる〜ゴムボール〜ものすごく跳ねるんだ〜

最近はと言うとペンギンズとかフィニアスとファーブを摂取している。
あとヒプノシスマイク。二時間のうち一時間ヒプノシスマイクで過ごした、プライスレス。


ペンギンズの「新人、キュートにな。」
という隊長の言葉はわりかし思い出す機会が多い。

神様が見ているから悪事をしない、というのはなんだか後ろ向きである。
しかしながら隊長がキュートにしろといっているのはなんだかニヤッとしてしまう。
全然やな気持ちがしない。
おそらく魚臭いであろうヒレでペチペチとされているのだけが難点だ。

今日もレペゼン俺、レペゼン神の国で行こうな。

神は来た 洪水はノア
辛い仕事はシュレッダー
涙で濡らすぜ俺の枕



5.
美味しいパスタ作ったお前が恋しいですが、それでも元気でやっています。ありがとう。ゴロリモフ。



怪文書?



敬具。