七味をかける

日がなごろごろ

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足伸ばしはみ出る足も僕のもの

飲み干せぬ言葉突きつけ溝を掘る

寝過ごした先にあるはず知らんけど

ときめきをマッチポンプであわててる

ちかづくの雨雲、頭痛、君の声

床下にロマンチックは眠ってる

広告が歌う愛でも構わない

ちりばめてきらきらひかる春嵐

ポケットさがしても鍵ない何もない

はみでてる葱で今日はなに作る

杯空けてよぎる予感を無視するの

まるくても四角くっても構わない